オフィス内倉庫を「見える化」
片づけから幸せをよぶ暮らしのスタイリスト西川明美です
オフィス内倉庫を「見える化」
中小企業庁専門家派遣制度を利用しての片づけ5Sの相談をいただき
東京都府中市の出版社「アマネコ舎」様の、片づけ5Sアドバイス&サポートに行ってまいりました。
ふだん、静岡県東部を中心に仕事をしているのでいつもは車で一時間圏内なのですが、
久しぶりの遠方出張です。
専門家派遣制度は一回に最大6時間、年3回まで、国の支援で無料で行える、
中小企業様にとってありがたい制度なのです。
企業様の片づけ5Sサポートは、まずは、お困りの状況を伺い、
西川オリジナルの片づけ5S(整理・収納・整頓・清掃・習慣)セミナーを行い、
それから、現状を細かく見せていただきます。
基本は個人の家と同じですね。
ただ、事業内容によって、在庫や備品、その使用状況や流れが全く違うので
その流れを実際に携わる担当者に状況をよく聞き、
うまくできているやり方は活かしながら、流れがスムースでないところを改善していきます。
絡まった毛糸を丹念にほどいていくように、
流れの悪い血液をサラサラにするように、
凝り固まった筋肉をほぐしていくように、
そんなイメージで、オフイスのモノの流れ、仕事の流れをスムースにしていきます。
こちらのアマネコ舎様、別に倉庫もあるのですが、一部の商品はオフィスの一角に置いてあります。
いくつかの商品を扱っているので、今回はまずはその中の一つを見直していきました。
収納場所が足りない、とお困りで、同じ商品がいくつかの場所に分かれておかれていましたが、
細かく見ていくと、いくつかゆるい場所があり、整理すれば場所が作れそうなのが見えてきました。
今の状態は在庫の全貌が見えにくい収納・配置です。
まずは、同じものを全部集めました。
それでやっと種類別の在庫量が見えてきたので、その在庫量にあわせて収納を決めていきます。
ラべリングも大事です。
同じダンボールが並んでいて、黒の小さな文字表示だけよりも、見た目で明らかな表示にしました。
商品をカラーコピーしてラベルにしました。
まずはこの商品だけでも在庫量が「見える化」できたので、
ないと思って発注したら、別の場所から何箱か見つかった、なんてことが避けられるでしょう。
オフィス内倉庫を「見える化」
ほぐれ始めると、どんどんほぐれていきます。
スタッフさんの片づけの勢いもつき、続けてダンボール整理をした報告もいただきました。
yamanecoがアマネコ舎さまへって、なんかご縁を感じます。
私、ネコキャラクターが好きみたいですね。アマネコ舎さんのネコちゃんも大好きです。